R32スカイラインGTR~10年ぶりのクラッチ交換

ガレージの訪問という意味では10年ぶりではありませんが
このR32スカイラインGTRのクラッチ交換という事では10年ぶりになります
早いものですね~そりゃ20周年にもなれば、こういう事もあるでしょうか?


R32スカイラインGTRもその頃にはまだそれほど高価な旧車ではありませんでしたが
10年に、ガレージの前を歩いていた子供に「あっ!ガンメタのR32だ!」と言われた事を記事にしたと思います

おそらくですが、その時の子供は10年も経てば免許を取るような年かと思います
私はスーパーカーブームの世代ですが、やはり子供の頃の憧れの車って
いくつになっても憧れはあります
今のR32スカイラインGTRの人気も、そんな関係から来てる部分もあるのかな?
と思ったりします

さて、10年前にここで交換したクラッチをまた交換するという作業になりますが
ミッションも積み替えとの事で2基


今回取り付けるクラッチもツインプレート
当然ながら専用のセンター出しツールでなければなりません


10年前に、こんなセンター出しがあるとアドバイスして購入されましたが
その時は最後の1個という事でした
それからこのタイプのセンター出しツールは市場から消えてしまいました
86の時にも記事にしたと思いますが、また再発売され、今回再び購入して来られたのですが
当所にも10年前に使ったセンター出しツールがありました
つまり、R32スカイラインGTR用は二つになりました
クラッチがツインでもセンター出しツールは1個でいいのですが(笑)

ミッションを積み換えますが、ちょっと一つ問題
それはレリーズピポットの穴径が大きいんです
理由はわかりませんが、もしかしてこのミッションに使っていたレリーズピポットが強化品だったとか?
いずれにしてもヘリサートを挿入


メスネジが壊れた時に使うものですので、保険のために持ってましたが
保険ですので、実は初めて使いました
これは20年以上前に買った物の在庫です

穴径はM12ですが、そこにヘリサート(リコイルとも呼びます)
取り付けるピポットのネジはM10になります
つまりメスネジの修復に使うだけではない物とも言えますね


前回も今回も中古のクラッチでしたが、次ぎの交換が10年後だとしますと
もう営業してるのか?わかりませんけど(汗)

10年前は一日で上げましたが、10歳年を取ってます
バンガロー併用で翌日2時間の時間延長で仕上がりました

クラッチが滑ってのメンテになりましたが、LSDのクラッチプレートも滑ってるみたいです
また近いうちにLSDのオーバーホールを考えてるとの事
私としても、久しぶりのLSDのオーバーホールを教える事が出来るかも知れません

楽しみにお待ちしてます

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