ジムニーのリーディングアームブッシュの交換

ちょっといろいろと師走が近づいて忙しくなりまして
このところブログ記事を更新出来てませんでしが
ちょっくらタイヤ交換のついでに頼まれた作業になります


ジムニーのリーディングアームの持ち込みでしたが
これも色からしても社外品ですね
このノーマル形状のブッシュを上の黄色いウレタンブッシュに打ち換えたいとの相談

タイヤの組み換え作業を終えてからになりましたが
この黄色いウレタンブッシュの中が中心にはありません
車高を変えたりすますと、元々の車の設計から逸脱しますので
その帳尻を合わせるための部品かと思います
車の車高って、上げても下げても必ずメリット以外に弊害という物が出て来ます

まあ、それはともかくとして、この黄色いブッシュは左の先だけ交換という事で
取り付けの際の2つのブッシュの距離間を車に合わせないとなりませぬ

まずはノーマル形状のブッシュを抜きますが、その写真は撮りませんでした
ブッシュ交換はコマ数勝負という話はよくしてますが
抜いたコマは単管パイプをカットした物でした


抜く前にも測りましたが、このように穴間148ミリという事です
でも落差があるので、悪まで目測ではあります

これをまたプレスで入れていくわけですが、実際に入れ始めると穴間の距離が変わって来ます
そのため、入れる時にはマーキングをして、実際に入れ始めてから再度穴間を測り
大体ですが1ミリ以内に調整して入れて行きましした

この黄色いウレタンブッシュは圧入するリーディングアームよりも長いために下に抜けますので
このように黄色いウレタンブッシュよりも少し径の大きい穴の受けが要ります


実はこれ、1速のミッションになります(笑)
シティか?CRXか?ミラージュか?までは覚えてませんけど
オーバーホールしたミッションもプレスのコマになってるという話です


圧入完了ですが、このようにブッシュの材質も構造も違います
そのため、抜く時のコマも入れる時のコマも違って来ます
まあ、それはそれで常なんですが、例えばノーマルの鉄のパイプのブッシュと
ウレタンではそもそも径も違います

単なるノーマル同士のブッシュ交換ですら自動車メーカーの方でアッセンブリー交換という時代になって来てます
それだけディーラー辺りではやらないような作業になってる整備になりますね
まあ、こういうブッシュは基本的にゴムですので、タイヤと同じく定期交換部品ですが
そこまで乗るな!車を買い換えろ!的な事も多々あるかと思います

車が誰でも安全に運転出来るというような方向性にありながら
実はオートマが増えたからブレーキとアクセルの踏み間違いが増えた要因だという話もありますね
高齢者にはマニュアル車しか乗れないという話もよく聞きます
車の運転ってものは、常に緊張感があった方がいいのではないか?
簡単に運転が出来るようになればなるほど、そのイレギュラーに対応出来なくなるものではないんですかね
頭使わくなるとボケるのと同じではないですかね
いずれにしても、そのために車が高価になればなるほど、車離れは進行しますので
運転技術がない人がさらに増えるという事にもなります
悪循環ではないでしょうか?

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