タイヤチェンジャーCORNO 820TIのメンテ~エア漏れ

レンタルガレージとしては創業20年になりましたが
そもそもタイヤチェンジャーを導入したモータースポーツの時代からすれば
25年近くになります
その頃から新品で導入したタイヤチェンジャーCORNO 820TIになりますが
当然の事ながら、これまでノーメンテで使えて来た訳ではありません

このタイヤチェンジャーCORNO 820TIは既に旧車と同じように補修部品が出なくなってます
でも、この時代のタイヤチェンジャーに限らず、昔の工具の方が金属その物の素材がいいですね
今時のランフラットタイヤやセミレーシングでも組換えてます
もちろん、この時代のタイヤチェンジャーにランフラット対応なんで物はありません
要するに基本的ないい道具と技量の問題なんですけどね

まっ、そんな訳でタイヤチェンジャーCORNO 820TIのメンテになりますが
このタイヤチェンジャーの一番の弱点がターンテーブルのエアーホース


このターンテーブルのシリンダーのエアーホースが、ターンテーブルの開閉の際に
写真中央にある黒い開閉の部品がハサミのように右のエアーホースを切ってしまいます

今回は切れた訳ではないのですが、ここからのエアー漏れが多かったので変えました

これを止めても、まだどこからかエアー漏れの音がします
チェンジャー左側にあるエアーレギュレーター付近からもエア漏れの音がします


左側のパネルをパネルを外しますと、エアー漏れはこの部分のようです
この四隅のネジを確認しますと、エアー漏れの音が大きくなったり小さくなったりします


これを分解しますと、こんな感じでスピーカーみたいな物が現れました

でも、これは明らかにパッキンのような物です

エアーの配管を追って、これが何なのか?
右の黒いのは空気入れとインフレーターのペダルになりますが
ここから空気入れとターンテーブルの方に太いホースで向かってます

ちょっくらGoogleってみますと、これは・・・
https://www.safety-netshop.com/item/CORGHI-4459052/

エアーインフレーターバルブのようですね

補修部品が出るというのは有り難いですが、34100円・・・

エア漏れ止めたいだけなんですが・・・

本体が割れたりエアー漏れを起こした際に交換します。との事・・・

エア漏れも大した量ではありませんので、これに部品だけで34100円

タイヤチェンジャー使用料として34100円の元を取るのに、いったい何本の組換え?

例によって、液ガスでエア漏れを止めてみる事に


とりあえず、物の見事にこれで止まりました(笑)

これまで、ウォーターポンプ本体からのクーラントの水漏れ
さらにはFF式石油ストーブのストレーナーパッキンの油漏れ
どちらもブログで公開しましたが、どちらも今現在で液ガスで止まってます
おそらく、これはスピーカーのように動くために、加えて水や油よりも圧が掛かるため
どこまで止めれるか?わかりませんが

何でもかんでもパッキンや部品そのもの変えればいいってもんじゃねー!
これはその部品をメーカーが売りたくて本体ごと変えさせようとしてるしか思えませんね
挙句の果てにはプラグやクーラント変えるなら車買い換えろ!
くらいの事を言いかねません

つうか、既にその時代になってるか・・・

ちなみに私はエンジンオイル、ミッションオイルのドレインパッキンは
30年以上変えた事がありません(笑)
要するに漏れなければいい物です

実はエア漏れはこれだけでは済んでませんので、また更新いたします

コメント