kei（HＮ22Ｓ）のドライブシャフトブーツ交換

 嫁入りとなった私が長年愛車にして来たkei（HＮ22Ｓ）ですが

車検切れの車の譲渡には、予備検という物があります

詳しい事は知りませんが、予備検という車検整備をして譲渡するという物ではないかと思います

北海道の、ごく親しい人に譲渡しますので、売買価格に関係なく

自動車整備のプロとも言える私が可能な範囲では、万全な状態で渡したいというのはあります

どこまで整備して渡すかというのは、難しい問題ではありますね

要するに見込み整備になります

近い将来には、ここは車検に通らないレベルになるという判断とも言えます

タイトルのように、近年は小型の前輪駆動車が急増してます

従来のフロントエンジンリアドライブの、いわゆるＦＲの車にはそれほどの重要点ではありませんでした

前輪駆動車の場合、そのドライブシャフトが操舵する関係で、どうしても前輪のドライブシャフトの特にホイル側に負荷が掛かります

LSDを装着してる競技車では、この前輪のドライブシャフトが破損して自走不能になる事もありますので、ドライブシャフトの破損を前提に予備のドライブシャフトを持ってるのが当たり前でした

ドライブシャフトの構造上は、操舵や回転軸のブレを考えますと、大抵はアウトボートのブーツの切れかと思います

インボードはアウトボードに対しては操舵しないし、回転軸に近いからとも言えます

実際問題もしても、車検整備のドライブシャフトブーツに関しては圧倒的にアウトボードが多いです

アウトボードのドライブシャフトブーツ交換に関しては、その構造上からして

ドライブシャフトASSYを外してから、インボードを分解して、インボード側からアウトボードのブーツを交換するというのが多いパターンです

つまり、アウトボードのドライブシャフトのブーツを交換するには、それ相当の手間が多いです

その理由からしても、前輪駆動車の痛みやすいアウトボードのドライブシャフトのブーツを交換するためには、いわゆる割れブーツなるものが普及して来ました

この事は後にお話しする事にしまして

ちょっとスズキのドライブシャフトの構造に驚きました

左側になりますが、私はホンダの経験が豊富で、他社もレンタルガレージの経験からもありませんでした

特にホンダはインボードのベアリングは何も固定されていないために、サスペンションの交換ですら勝手に抜けてしまう、いわるる脱臼的な事もあるようですけど

keiの左側のドライブシャフトの構造は、インボードもアウトボードと同じような構造でした

おそらくは、これはkeiに限った事ではないかと思います

欧米車に見られる、アウトボードはアウトボードでブーツ交換しなければならない事態か？

おそらくは、どちらもシャフトにCリングのパターンかと思いますが

これをネットで調べても、出て来るのは割れブーツによる交換のみです

つまりは、本当に知りたい事はネット上にはないんです

唯一、アウトボード側のCリングが偶然にも外れていたので、アウトボード側から交換した

という記事がありました

基本的にインボード側かと思いますし、インボード側の方が抜ける感じがありましたが

今回に関しては、わずなネットの情報を参考にアウトボードでプラハンで抜けましたけど

この先、抜けたインボードは簡単に入りませんでした

すみませんが、私はそこまで詳しく記事は書きません

ネット上にはない事を記事にしたまでです