HA23Vアルトのピラーバーの取り付け

 久しぶりの新品パーツの取り付けになります
考えてみれば、新品部品はシートレールのアングルステーくらいでした
その他、エアクリーナやプラグなどの消耗品、補修部品は新品で変えてますけどね
実はピラーバーなるものを知ったのは近年の事でした
タワーバーを調べた時になんでリアはないの?と思ったのですが
考えてみればリアにアッパーマウントがない訳です
構造も簡単なので値段も安く送料込みでも7000円以下で買えました


ここまで手間は掛かっているけど、お金はそれほど使ってないですから
たまには新品を買った次第です
では、なぜリアからと言いますと、3ドアハッチバックの車にはリアは必須と言っていいくらいなパーツです
それでいて安いですので、苦労して自作する事はありません
ちなみにGA2シティではアルミ材で自作した事もありましたが
この値段ですと買った方が得策です

では、フロントのタワーバーは?と思う人も居るかと思います
GA2シティの出始めの頃ですが、あるのに外すとか、フロントは付けないのが主流になった事があります
最終的には大半の車に付いてましたが、ロールした時にイン側のストラットを引っ張るので
トラクションを損なうような悪さをするような感じでして
あるのにあえて外してるという人が多かったです
当時はロアアームバーがレギュレーションで付けれなかったので、補強パーツとしては
フロントのタワーバーやスタビライザー程度ですので、付けるのが望ましいとは思いますけど、実際にフロントのタワーバーを付けるとタイムが落ちるという現象もありました
その要因としては、当時のLSDがあまり効かなかったというのもあります
このアルトは今のところ当然LSDは付いてない訳です
またロアアームバーも現在では付けれると思いますので、すぐには手を出さなかったという感じです

これらのパーツというのは、足し算が成立しません
例えばタワーバーを付けたらスタビは弱くするとか、バネレートを上げたらスタビは弱くするとかの組み合わせでタイムが出るところを探っていくのがセッティングな訳です
実際にスポーツ走行してみないと本格的に車を作る気にもパーツを買う気にもなれないという事もあります

ちなみにロアアームバーがレギュレーションで付けれなかった時代でも
アンダーガードという名目で、明らかにロアアームバーとしてのボディ補強目的で付けてる人は居ましたね
車種によっても違うとは思いますが、FFの場合はタワーバーよりもロアアームバーの方が効果がいい方向に出やすい気がします
でも、両方で強化すると固め過ぎの可能性が高くなるという事も考えられます

箱の車のボディ補強の難しいところですが、一言で言ってしまえば剛性を上げても裏目に出たり、何より補強した事による重量増のデメリットも出て来る訳です
車の老朽化によっても、その補強は個体差もあるかと思います

ボディ補強としてはスポット増しという溶接によるのもありますが、競技車においてスポット増しは必須という人も少なくないとは思いますけど、私自身は一度もやった事がありません
このようなパーツのように、ダメだったら元に戻せる物でもありませんので



コメント