HA23Vアルトの純正ショックアブソーバーのオイル交換

前後のスプリングとリアショックは交換されてる訳ですが
実際に街乗りではありますが、ジムカーナするにもこのままでもいい感じはしました
特にリアですが、車が軽いだけ硬い感じがあります

フロントもそこそこですが、もう少し硬くしても乗り心地に影響はあまりなさそうなので
純正ショックアブソーバーのオイル交換をする事にしました


アッセンブリーで外してあった純正ショックアブソーバーを分解した状態です
keiがオイルショックでしたので、これもオイルショックだと予測してました

このショックのオイルを交換する訳ですが、まずはオイルを出すためにドリルで穴を空けます


ここにタップでネジ山を切りますが、ちなみにM6のピッチ1.0


切りくずが入らないように、また入っても出るように、先に切って後からオイルを出します


出したオイルを計量しますが、200ccくらいかと思います
GA2シティもこのくらいでしたので、概ね予測通りでした

元のオイルよりも粘度の高いオイルを入れますが、ピストンロッドを押し引きして
減衰力も確認しながらエア抜きしながらオイルを注入します

M6のネジに液体ガスケットを塗って封印して出来上がりです
これは私がナンバー付きのジムカーナーA車両のGA2シティでほぼ最初から最後まで使っていたショックアブソーバーがこの手法で改造してました
ちなみにオーリンズも購入しましたが、全くダメで、何度も仕様変更しましたが
結局はこれに戻して、ジムカーナーA車両のGA2シティの時代は殆どこの純正改のショックを使用してました

ナンバー無しの改造車ではオーリンズを使ってましたが、たかが4戦ほどしか出てません
私にしてみれば、市販のショックよりもこの方が良かったんです
ちなみにGA2シティでA1チャンピオンのYくんも、最初はこれで急成長しました

車のセッティングという物は、買った物をポン付けしてすぐによくなる物ではありません
特にシティみたいにノーマルの素性がいいと、パーツを組むたびに具合が悪くなりました

ただし、リアショックはこれではダメでしたので、リアはガスショックの方がいいという結論にもなりました

特に単筒式のガスショックがいいようで、リアに関しては最後はシビック用のビルシュタインでした
純正のショックアブソーバーはフロントがオイルでリアがガスというパターンが多いですので、その辺りもうなずける部分ではありますね

フロントに関しては、特にFFの場合はトラクション重視

リアに関しては追従性が重視とも考えられます





コメント

  1. 太田さん
    連投失礼いたします。 オイルショック、こんなOH?のやり方も有るのですね。。
    整備教習車という意味がよく分かる投稿、勉強になります。
    ゴルフはガスショックなのでOHはプロ任せ(値段を見たらバネごとAss交換のほうが安く上がりそうですが、、)として、ジムニーはオイルショックなのであるいはこの方法も可能なのでしょうかね。ただオイル漏れがあるので一筋縄ではいかなそうですが。。。

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    1. KazMiさん
      今日、このショックに交換しましたが、フィーリングは良くなりました
      これまでのショックはローダウンスプリングに付属していたノーマルショックという話でしたが、どうもスズキ純正ではないようでバラしたらガスショックでした
      つまり、ノーマル同士の単なるオイル交換の違いは判断出来ませんが
      おそらくスズキのフロントショックはオイルショックかと思いますので、可能かと思います
      構造上、複筒式であればガスショックでもガスが抜けてオイルショックになるだけですので、オイル交換は可能かと思いますが
      GA2シティのリアショックではダメでしたので、何とも言えない部分ではあります
      おそらくですが、既にオイル漏れがある場合はシールかと思います
      このオイル交換による改造の場合、オイルの量が多過ぎるとオイルを吹くかと思いますが
      オイルの補充という意味でもやってみる価値はありますね

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