HA23Vアルトのフルバケットシート交換

 整備というか、これはチューニングの話になるとは思いますけど
実はノーマルのシートはほころびて破れてまして、スポンジがボロボロこぼれ落ちいる状態でした

車という物は運転手にしてみると、外観を長い時間眺めている事はありません
でも、ひとたび運転席に座りますと、運転してる間は車の中に居るという事になります
つまりは、長時間車と接してるのは内装になりますね

ノーマルのシートに関しては、それでなくてもアルトバンのシートはkeiのシートに劣ります
ここは絶対に譲れない部分ですので、実は車の次ぎに一番最初に買ったのが
中古のレカロ用のシートレールになります、ちなみにヤフオクで5000円ほど


バケットシートは2脚持ってますが、底付けタイプのショルダーのないCMRと
ショルダーがあるスパッツになります

スパッツはサイドステーでも底付けでも可能なバケットシートになります
底付けタイプの方がシートポジョシンを決めるのに難しくなりますので
サイドステーでスパッツを付ける事にしました

スパッツのバケットは前がレカロよりも広く、後ろはレカロよりも狭いのですが
サイドステーのオーバル穴で何とか付けれられると思い、サイドステーを追加

レカロ用のサイドステーはヤフオクの中古でも相場が3000円くらいですが、よくよく調べたらヤフーショッピングのストアで2500円ほどでありました

早速、取り付けてみようとしたら、シートレールにはシートベルトのキャッチの金具が溶接されていまして、私もこのパターンの取り付けは初めてなんですが


シートレールとサイドステーの間にシートベルトのキャッチの金具の厚みと同じくらいのワッシャーを挟みました

レカロのシートレールの左右の穴間もシートの幅も約40センチになりますので
レカロ用サイドステーは通常シートレールのネジの位置に合わせるようにサイドステーはレールよりも絞り込んでます

ですが、レカロ用と言って売ってる汎用のサイドステーの多くは直角です
つまりサイドステーは直角だとシートレールに対して L L という位置関係になると思います

軽自動車の狭いスペースにショルダーサポートのあるフルバケットを取り付けるとなりますと、そのサイドステーの取り付けの向きも制限されました
バケットシートはシートレールに対して、少し右側にしないとシフトとサイドブレーキの操作に影響します
だだ、バケットシートの右の座面がドアポケットに当たって押します
ショルダーサポートはギリギリという感じでした


特にショルダーサポートがあると、車の乗り降りが面倒ではありますが
自分のシートポジションに合ったフルバケットを使うと、競技のみならず
長距離運転も楽になります

普段のお買い物用の車のように、ちょいちょい乗り降りする車には少し面倒なんですが
フルバケットシートという物は、必ずしも競技用という物でもないんですよね
アンコが飛び出たアルトバンの疲れたノーマルシートと比べれば・・・

マツダのサッカー選手のCMにもシートポジションを強調のがありましたけど
ジムカーナーにおいても、例え車はフルノーマル車でも
バケットシートと4点式のシートベルトが一番先に欲しい物です
ここが決まらない事には・・・まずは競技への第一歩と言って過言ではありません

でも、ここから競技車を作る人って、まず居ないでしょうね
車を自分の手足のように運転するためには、一番大事な部分ではあるかと思います
足回りだのLSDだのと車をいじるのは、本当ならこの後からなんですけどね

ましてエアクリーナーやマフラーなんで二の次、三の次です
自己満足でしかありませんね





コメント

  1. 太田様 こんにちは。
    アルトリフレッシュ記事楽しみに拝見しております。
    車を弄るのはまずシートからという所、自分が最初にゴルフのノーマルシートからレカロに交換した時のことを思い出しました。その後足回り等色々やりましたが劇的に運転感覚が変わったと感じたのはシートでした。逆に最初にシートを交換したからこそショック・バネ・ブッシュやタイヤの違いを尻で感じることが出来たのかもしれません。
    余談ですが同じシートでも(私はLX/LSを使用しています)車が異なるとポジションが同じにならないようですね。ジムニーでは直立に座って操作系特に足操作が下になるイメージの着座位置になるのに対してゴルフだと水平になり、長距離でしんどいのはゴルフの方だったりします。ゴルフはローポジにしないと頭が天井に当たるので致し方なしですが、なかなかジャストな位置は決めにくいですね、、、シートの問題か、角度か、ランバーサポートか、難しいところです。

    返信削除
    返信
    1. KazMiさん、ありがとうございます
      バケットシートのシートポジションはスキーで例えるならブーツですね
      今の時代は知りませんが、ラングというスキー靴が元々は登山靴のメーカーでしたので、その足裏感覚が良くてレーサーに好まれていました
      私がジムカーナを始めた頃、既に元関東シードドライバーのベテランの同級生が居まして、EP71からGA2シティに乗り換えのための車両入れ換えしてました
      やはりシートポジションがすぐに合わずに、イベントで座布団とかで緊急でシートポジションを合わせたら、2秒もタイムアップした話を聞きました
      それだけシートポジションが重要なんだな~と、聞いた話が印象的でした
      1分程度のジムカーナの競技において2秒というのは致命的なタイム差です
      フルバケットの場合は背もたれの角度を変えられませんので、シートポジションを合わせるのが難しくなります
      当時は、一般的に安いシートは寝てる物が多いです
      シートレールも粗末な物が多かったです
      ブリッドが出て、ポン付けでも背もたれが起きていますので
      随分と解消された感じはありました
      ローダウンするためには、バケットシートの座面のアンコを抜くというのも当時は当たり前でした
      私の場合はショルダーサポートは嫌いなので、クワトロというラリー用の当時でも古風なショルダーサポートのないバケットシートを使用してましたので、随分と苦労しましたが
      ナンバー付きのGA2シティでは、このシートを最初から最後まで使い続けました

      削除

コメントを投稿