HA23Vアルトのミッション載せ換え計画~マウント、クラッチアームの互換(動画入り)

これまでHA23Vアルトのミッション載せ換え計画の、各部の互換の記事をアップして来ましたが、おそらくは互換の記事はこれが最後になるかと思います

つうか、これで載せ換えられないとなると・・・
考えたくはないですね(^^;)

まずはエンジンマウントですが、右前はK6Aエンジンそのものです
左前と下後はミッションマウントとも言えます
左前はターボ系の中古のミッションにブラケットごと付属してました
どう見てもHA23Vアルトの実車と同じ感じです


そのため、マウントは同じ、クラッチも同じワイヤー式なので互換すると思ってました
念のため、実車で確認しましたら・・・
まずはクラッチワイヤーもレリーズアームが違いました
さらにエンジンマウントも残り1個の下後のブラケットが違ってました(^^;)

このエンジンマウントブラケットというか、エンジンマウントサポートは
ネットでは品番を調べる事が出来ずに、とにかくターボ系のブラケットを画像検索
その画像を参考にヤフオクで探しました
これは運よくエンジンマウントブラケットとしての出品ではありませんでしたが
エンジンマウント3点の中古の同系アルトワークスの出品に付属してる物がありました

エンジンマウントはそこまで要らないのですが、少し割高ながら落札しました
おそらく新品部品なら結構の高価な部品かと思います


このターボ系ミッションに、もう一つの実車との接点にクラッチワイヤーがあります
これにはレリーズベアリングを動かすためのテコのようなレリーズアームがあります
まさかと思ってはいたのですが、これも互換しませんでした

動画でも品番を写してますが、このターボ系レリーズアームの品番は
23250-73B10
ちなみにこのアルトのNAの品番は
23266-70B20
直接実車から外してターボ系のクラッチレリーズシャフトに合わせてみますと
径もギア数も合いません・・・

このターボ系の品番で検索しますと、ほとんど1000円ほどの部品という記事にヒットします
しかしながらネット上で売ってるのはAmazonの2800円という3倍近い値段でした
このAmazonは転売屋の出品を疑いましたので、スズキの部販に行きましたが、1980円でした


旧車の部品は部販でも高騰してる事が多いです
もはやメーカーの部販も転売屋?とも思えます
こんな事が当たり前になってるので、本当の値段を調べる事だけでも苦労します
だからこそ転売屋が横行する訳です
そんな訳もあって、この品番と実売価格をここに公表する気持ちになりました

クラッチレリーズアームが違うという事は、クラッチワイヤーまでもが違うのでは?
その調べでは、確かに品番が違いました
ターボ系のクラッチワイヤーの品番は
23710-53E00
これに対してNA用は
23710-76G00
さらにネットでの調べでは、これは品番が
23710-75H00
に統一されてるようです
この品番で検索すますと、主にみんカラになりますが
HN22Sの交換記事に何件かヒットします
つまりはkeiになりますが、keiはターボ車の比率が高いです
実際問題として、ターボ系のクラッチでこのワイヤーの品番で交換してる記事が数件ありました
中には、少し短いけど使えたという記事までありました

このターボ系のクラッチワイヤーもスズキの部販で値段を調べたら9800円でした
NA用ですとネットでも3000円くらいで出てますし、社外品もありますので、さらに安いです
この価格差はいったい何だろう?
実際に手にしてみないとわかりませんけど、おそらくはわずかな長さと品番の違いで
純正としても3倍という値段になってます?
ターボ系のクラッチワイヤーは旧車だから?とも思いましたが
この品番で、後のアルトも同じでした

ターボ車だから?旧車だから?数すくないマニュアル車だから?
と値段を高くしてるとしか思えません
このクラッチレリーズアームもワイヤーもヤフオクでの中古も高値で出てる物も多いです
転売屋や中古部品の高値の横行には、まずは部品番号ではネット上では正当な価格が出難い
純正部品も過剰に値上げしてるというところも要因にあるかと思います

ネットだから安く買えるという考えは、これら転売屋に逆に餌食になるとも思えます
余談になりましたが、動画でもご覧ください


これで互換は完了したと思えますので
続きはミッションのオーバーホール?LSDの分解?イニシャル調整?
ミッションを組み立てての載せ換えになるかと思います

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