HA23Vの整備~自作パワーエアクリーナー

久しぶりのHA23Vの整備記録になりますが、動画で編集しました

動画以下コメントはYouTubeの字幕になってます

要所に写真を貼ってますが、YouTubeにてご覧ください

HA23VのK6Aは排気よりも吸気の方がパワーアップするという噂を聞いたので試してみます
でもパワークリーナーのキットは高いので自作する事にしました

まずは寸法を測るためにノーマルのクリーナーを外します

作業の撮影は中略しますが、クリーナーボックスのエアフロセンサーの穴は約20ミリ

ブローバイホースの差し込みは約14ミリです
クリーナー側のパイプ外径は約51ミリでした

スロットルボディ側の径は約45ミリになります

内径45ミリから51ミリの変換のホースも売ってましたが純正を流用出来そうなので
差し当たり用意したのがこの3点になります


内径51ミリの90度のパイプ¥1,906 
アルミパイプ直径50ミリ肉厚2ミリ20センチ¥1,380 
ZERO-1000エアフィルターKS110サイズ¥3,931

内径はメーカーHPでは記載ありませんでしたがOEMで50ミリという記載ありました

純正のホースは緩いのですが、購入したパイプはバンドで充分締められる感じです

レイアウトしてみますが、純正の変換パイプは要らない感じです

念のため図り直してみましたが、クリーナー側のパイプには段差があって52ミリくらいありました

最初は純正を流用してアルミパイプをカットするつもりでしたが
風呂釜のホースがありまして内径が43ミリ、外径が50ミリほどです

これをスロットルボディ側に少し切って二重にすれば直接90度のパイプが刺せました

これでレイアウトが決まりましたので、追加で用意したのがこの3点


ステンレスホースニップル14ミリ用取付ねじPT1/4¥749
G 1/4" ロックナット¥240にホームセンターでクランク金具

アルミパイプにも2つの穴あけ加工は中略しますが
ホースニップルの1/4はタップがないため、またPT1/4というのはテーパーねじになります

ホースニップルはステンレスでパイプはアルミで肉厚2ミリのため直接ねじを切りました

ロックナットはストレートねじなので、途中からキツクなります

これは中にあまりねじが入らないようにするのと、液ガスを塗って接着面積を増やす意味もありました

もともとのクリーナーボックスの取り付けねじを使うためにクランク金具を加工しましたが

どうでしょう?どっかのショップのオリジナルくらいで自作感はあまりないかと思います

ZERO-1000のキットはチャンバー付いてますが、その他ショップ系はストレートパイプです
いずれにしてもパイプ径は50ミリほどかと思います

ZERO-1000のフィルター使っても約8500円と風呂釜のホース少々で済んでます
高価なパワーフィルターのキットにお金掛ける必要性はないかと思います

まだ街乗りの段階ですがパワーアップしてる感じは体感出来ました

YouTube字幕はスペース的にここまでですが

この車に付いていたスポーツマフラーは低速トルクが抜けてしまいkeiターボ用の純正マフラーに交換しました
これも心配しましたが、むしろトルクが増した感じです

ちなみにレジスターは8番でガソリンはハイオク使ってます
吸排気と燃調やプラグ熱価や点火時期はトータル的なバランスのため、この吸気だとスポーツマフラーの組み合わせも悪くないとも言えますが・・・
ECUまで手を出すと、こんな予算のレベルでは済みませんね

まあ、私の体感的にはこの組み合わせでいいかと思います
平成初期のGA2シティなど、当時の車の純正エアクリーナーは単純な物でした
HA23Vの純正エアクリーナーはかなり複雑な構造なので、それによってトルクを出してるとも思ったのですが・・・
妙に空気の貯水槽のような構造で、空気の取り入れ口もかなり狭いです
つまりエアクリーナーボックスが例えるならダムのような構造になってます
チャンバーもそのダムのような役割かとも思えますが
もっと自然に吸気させた方が良かったのではないかと感じてます


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