HA23Vアルトの整備~ドライブシャフトの補修

ドライブシャフトの補修と言いましても、前回アウトボードブーツからのグリス漏れ
LSD装着のため予備のドライブシャフトがありますので、一旦は予備に変えましたhttps://g-safira.blogspot.com/2023/07/ha23v.html

そのグリス漏れのドライブシャフトの補修になりますが
主にブーツバンドと、グリスの交換作業になります
グリスも劣化しますと粘度が下がり漏れやすくなります
当然スラッジも混入されてる訳です

以下からのコメントは動画の字幕に書いたものです

以前ブーツからのグリス漏れで外したドライブシャフトの補修になりますが
用意したのはブーツバンドとその工具にグリスはあります

ブーツバンドを外して古いグリスを取り除き洗浄しましたが
外したブーツバンドは2周してまして、折り返しもされてなくカシメただけでしたので、これでは漏れますね
今回購入したブーツバンドとその工具ですが、ちょっと長さが足りませんでした(^^ゞ
シャフト側の細い部分には使えますけどね
グリスを詰めてブーツバンドになりますが、今回購入したブーツバンドは、この工具は使えませんので
2周してた元々のブーツバンドを再利用しました(笑)
おそらくこの工具は下のレバーでブーツバンドを巻き、折り返した後に上のレバーでそれを切る工具かと思われました
巻きつけたブーツバンドは、このように取り除けます
このタイプのブーツバンドは割れブーツにも使われてる物で、車上でも交換可能です
元々がアルトに装着していたドライブシャフトのブーツ脇からのグリス漏れでした
そのため、一旦は予備のドライブシャフトに交換しての補修でしたが
これだと、ドライブシャフトを外さずにリフトアップしての作業でも可能だと思います

字幕のコメントに詳しく追記しますが

汎用のドライブシャフトブーツバンドは以前にも経験ありましたが
専用工具がなく、強く締めるためにはペンチなどで苦労したため
ドライブシャフトブーツバンドと同時に専用工具を購入したのですが
この専用工具を使うためにはドライブシャフトブーツバンドの長さが外径よりもかなり長めでなくては使えませんでした(^^ゞ
動画の字幕にも書いてますが、装着されていたブーツバンドは2周してまして、その末端は折り返しすらされてなく、ただカシメただけで固定されてました
これではグリスはブーツが切れなくても漏れる訳です
汎用のドライブシャフトブーツバンド交換程度の事なら車上でも可能でしたが
せっかく交換したので、アウトボードのグリスを除去し洗浄してグリス交換しました
新たに購入したドライブシャフトブーツバンドはこの工具を使うために長さが足りませんでしたので、2周していた元々のブーツバンドを再利用しました
オイルもグリスも長期使用すると粘度が下がり、漏れの原因にもつながりますので
グリスの交換はオイル交換のような物です
私もレンタルガレージを運営してますが、このように手抜きの整備で入庫される事は多いです
FFや4WDが増えて、フロントのドライブシャフトの整備でグリス漏れも車検に重要なポイントになりました
ディーラーのメカも嫌がる仕事なので、割れブーツとか、このような汎用のドライブシャフトブーツバンドも進化して来たとも言えます
だからと言って、整備に手を抜いていいという事ではないかと私は思います

悪までこの記事は予備のドライブシャフトとしての補修になりましたが
これで安心してジムカーナ走行が出来ます
エアクリを改造して、また身延でジムカーナ走行しましたので
次回10回目のジムカーナ走行を更新いたします!




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